今週の一冊『アーキビスト 未来への履歴書』/図書館 お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】
図書館 お知らせ・近況
2026年4月13日
2026年4月13日『アーキビスト 未来への履歴書』日本アーカイブズ学会編 岩田書院 2025年
「アーキビスト」という職業をご存じですか? 図書館には司書が、博物館には学芸員がいて、私たちの「知りたい」「見たい」を手助けしてくれます。同じように、文書館等、記録資料がある現場で働いているのが「アーキビスト」です。日本ではまだ認知度がそれほど高くない職種ですが、2009年に公文書管理法が制定された頃から徐々に知られるようになってきました。この本は、日本のアーキビスト15人が、自分がアーキビストになったきっかけから、どのような仕事をしてきたかについてわかりやすくまとめた1冊です。いわゆるお仕事本ですね。
著者の15人は実に様々なキャリアパスを持っています。自治体職員として就職し、文書管理担当となった人、学芸員の仕事でキャリアをスタートし、仕事上多種多様な記録を扱うようになってアーキビストになった人…。現場も、研究所、大学、自治体、企業、財団など、様々です。みんな悩みながら、でもこの仕事に面白さを見出し、学びつつ働いてきていることは共通しています。
人の活動があるところには、様々な記録が生まれます。学園であれば日番報告書や各種行事の記録など、生徒の手によってつくられる記録があります。これらを含め、学園に関係する資料を適切な形で保存し、利活用につなげる役割を担うのがアーキビスト、といえば多少イメージしやすいでしょうか。自由学園資料室にも2名のアーキビストがいますが、2人ともこれまでのキャリアパスは全く違います。ですが、この仕事が面白くてたまらない、というのは共通しています。いったいどんな仕事なのか、気になった方はぜひこの本をめくってみてくださいね。
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