今週の一冊『いのちの車窓から』/図書館 お知らせ・近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】
図書館 お知らせ・近況
2026年6月1日
2026年6月1日『いのちの車窓から』(星野源著 KADOKAWA 2022年)
俳優・音楽家・文筆家の星野源が雑誌『ダ・ヴィンチ』に連載した同名のエッセイをまとめた本です。2017年に単行本が出版され、5年後に文庫化されています。
この本を学園の図書館のブックトラックで見つけたとき、驚きました。な、なぜ星野源のエッセイがここに?! 聞いてみたら、なんと高等科の教科書『新 現代の国語 改訂版』(三省堂 2026年)にエッセイ「ひとりではないということ」が掲載されていたとのこと。学園の図書館では教科書に掲載された作品は書籍で購入していますので興味のある方はぜひご利用ください。
さて、私がこの本の中で一番好きなのは「寺坂直毅」という章です。ファンの中では言わずと知れた放送作家「寺ちゃん」であり、星野さんの同い年の親友。ライブではいつも、アンコールの口上を担当されています。寺坂さんとの出会いから、星野さん初めての出場となった2015年の紅白までが描かれており、じんわりと心にしみる内容です。
また、星野さんが高校2年のとき学校に行けなくなり、なんとか登校した高校3年のときに、友人から誘われてバンドとダンスを始めたことなど、その後の彼の人生や仕事に大きくかかわることとの青春時代での出合いが興味深いです。 何気ない日々の中にエンターテイメントはちりばめられている。そんなことを感じさせてくれる一冊です。
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