昨年に続き、今年もウィーンフィル・ハーモニー管弦楽団の前コンサートマスターのダニエル・ゲーデ氏が率いる奏団が自由学園にいらして下さり、10月17日に「自由学園コンサート」が開かれました。ダニエル・ゲーデ氏と村山順吉自由学園理事長がかねてより懇意であることから実現したコンサートです。
初等部、男子部・女子部(中等科・高等科)、最高学部の在校生に加えて、保護者ほか一般のお客様もお迎えし、満員の記念講堂で開催されました。
今年ゲーデ氏が率いていらしたのはウィーン・ピアノ五重奏団。
ウィーンの伝統を受け継ぐ正統派の若手ピアニストのマクシミリアン・フリーダー氏を、ダニエル・ゲーデ氏、ウィーン・フィルのシニアメンバー、ギュンター・ザイフェルト氏、チャイコフスキー国際コンクールの覇者グスタフ・リヴィニウス氏、兄のクレメンツ・フリーダー氏が支えるという「夢の五重奏団」です。
その柔らかく深みのある音色に会場全体が魅了され、すばらしいひと時をすごすことができました。
今年自由学園では11月20日に4年に1度の音楽会を開催する予定で、在校生はコーラスやオーケストラ等の練習をつんでいる最中です。その折に、一流の方々の演奏に触れる機会に恵まれました。
最後に生徒学生有志もステージに上がり、ラデツキー行進曲を共演させていただきました。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートの最後に演奏される曲として有名です。会場の皆様も指揮にあわせて手拍子をして楽しみました。最後に五重奏団の皆様に、在校生から、学園で育てている花の花束を差し上げてコンサートを終わりました。
演奏者の紹介と曲目については、下記のプログラムをご覧ください。
五重奏のほか、四重奏、三重奏、ソロなど、さまざまなスタイルで演奏してくださいました。
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以下、コンサートの様子から一部お伝えします。
■ウィーン四重奏団のコンサートのご案内
10月26日(金)18:30より、池袋の自由学園明日館講堂を会場にコンサートが開かれます。
詳細は、本サイト内下記ブログでご紹介していますのでご覧ください。
https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/67192