7月28日(日)~9月13日(金)まで、東京都小平市の職業能力開発総合大学校図書館で「崖(ハケ)と湧水が創った武蔵野の文化-鈴木遺跡、うどん、そして湧水発電-」と題した企画展が開催されています。展示の中では、自由学園の旧・落合川水力発電所についても紹介されています。
旧・落合川水力発電所は、昭和初期に東久留米市内を流れる湧水河川の落合川に、自由学園が教育目的で水車小屋を改造し設置した、出力3.5kwという小規模ながら当局の認可を得た本物の水力発電所でした。当時の女子部・男子部の生徒が専門家の指導を得ながら、計画から建設・運転までを担った自由学園の「実学」の一例です。
会期中、ぜひお出掛けください。詳しくは職業能力開発総合大学校のWebサイトをご覧ください。
第3回「崖(ハケ)と湧水が創った武蔵野の文化-鈴木遺跡、うどん、そして湧水発電-」
文:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)