2022年10月6日に水文・気象観測室は、観測室顧問である卒業生で株式会社フィールドプロ・代表の三上正洋さんを最高学部にお招きし、観測室の学生に向けの講演会を開きました。発足から1年近く経ってしまいましたが、ようやく開催することができました。ほとんどの学生が初対面だったことから、1人ずつ自己紹介するところから始まりました。
三上さんの経歴や気象観測、厳しい環境(極地)に対応できる観測機器開発の話を伺い、合間に学生からの質問にも丁寧に答えていただきました。講演を通して、私たちの生活と観測機器の世界がどのように繋がっているのかに気付くことができたのではないかと思います。


講演後、栗田匠さん(3年生)が2年生の頃に実習で制作した「自動アルコール噴霧器」について説明し、三上さんからアドバイスいただくなどの交流も行われました。
これからも自由学園キャンパス内の水文・気象観測機器の管理とデータの整理・活用を行なっていきます。


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文:鈴木 祐太郎(水文・気象観測室リーダー・最高学部4年)・写真:吉川 慎平(環境文化創造センター長・最高学部教員)