2月9日(日)にNPO法人あらかわ学会主催の「あらかわ学会年次大会2024」が、足立区・綾瀬の勤労福祉会館を会場に開催されました。あらかわ学会年次大会は、より良い荒川づくりを目指して、荒川に関する様々な研究を行う発表会として毎年開催されています。昨年は1924年に荒川放水路(現在の荒川下流)が通水してから100周年でした。

今回は最高学部教員の吉川が口頭発表しました。吉川は『安価な市販「塩分計」の感潮河川・汽水域調査への活用に関する簡易的検討』と題し、個人・学校・市民活動を想定し、荒川下流などの感潮河川・汽水域での水質調査等に、食品用の安価な塩分計が塩分濃度の把握に活用できるか、実験的に検討した結果について取りまとめました。また講演用論文が講演論文集に掲載されました。


今回、発表の機会を与えていただいたNPO法人あらかわ学会の皆様、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。今後も様々な機会を通じて、自由学園の取り組みを多方面から知っていただくとともに、流域圏での様々な交流が図れればと思います。

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NPO法人あらかわ学会
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文:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)・写真:小田幸子(最高学部教員・環境文化創造センター次長)