2月12日「あらかわ学会年次大会2023」で教員が口頭発表しました/研究・実習 - 自由学園 最高学部(大学部)/ 最先端の大学教育

2月12日「あらかわ学会年次大会2023」で教員が口頭発表しました/研究・実習 - 最先端の大学教育【自由学園 最高学部(大学部)】

研究・実習

2月12日「あらかわ学会年次大会2023」で教員が口頭発表しました

2024年2月13日

2月12日(月・祝)にNPO法人あらかわ学会主催の「あらかわ学会年次大会2023」が、北区・王子の北とぴあを会場に開催されました。あらかわ学会年次大会は、より良い荒川づくりを目指して、荒川に関する様々な研究を行う発表会として毎年開催されています。今年は1924年に荒川放水路が通水してから100周年を記念する企画の一つでもありました。

 

会場の様子

 

今回は最高学部教員の小田、吉川がそれぞれ口頭発表しました。小田は『「流域」の理解をテーマとした講義の実践報告〜荒川流域をフィールドとして~』と題し、最高学部の自由選択講義「日本の里山・里川・里海と地域デザイン」における、地域を考える原単位としての「流域」を理解する学びと、荒川流域を知るためのモデル的なフィールドワークプランについて紹介しました。
吉川は「東武鉄道・北千住駅周辺に残存するレンガ積み橋台遺構〜荒川放水路建設以前の歴史的土木構造物〜」と題し、通水100年記念に関連して、放水路建設で移設(ルート変更・架橋)の必要が生じた東武伊勢崎線の変遷と、現在に残る土木遺産について紹介しました。またそれぞれ講演用論文が講演論文集に掲載されました。

 

小田の発表

 

発表で用いたスライド(小田)

 

吉川の発表

 

発表で用いたスライド(吉川)

 

講演論文集

 

今回、発表の機会を与えていただいたNPO法人あらかわ学会の皆様、ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。今後も様々な機会を通じて、自由学園の取り組みを多方面から知っていただくとともに、流域圏での様々な交流が図れればと思います。また、来年度は昨年度のように学生が発表を行うことを期待しています。

 

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文・写真:吉川 慎平(最高学部教員・環境文化創造センター長)

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