2022年6月26日(土)に,向山緑地・立野川勉強会((学)自由学園は団体会員)の活動日として,向山緑地・立野川源流域で保全活動と自然観察を行いました. 保全活動では,道路沿いを中心に,南側台地面の草刈りをしました.事前に最高学部(大学部)生活経営研究実習「庭園・自然環境:草本・潅木」グループの学生が毎週の観察調査の際に目印をつけておいたコナラやクヌギ等の実生を残し,2019(令和元)年度から行われている東久留米市の「向山緑地若返り事業」(森林環境剰余税充当事業)で伐採等された樹木の後継樹として保護しています.
自然観察では,ジャノヒゲの開花や, 5月の活動日から更に大きくなったミゾソバの開花を立野川沿いで観察しました.また立野川の最上流部では,ウバユリの花茎が伸び,蕾が大きく膨らんでいる様子が見られました.
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向山緑地・立野川勉強会は,2012年に東久留米市とボランティア協定を結び,南沢キャンパス内を流れる立野川の最上流に当たる向山緑地・立野川源流域の自然環境保全に取り組んでいるボランティア団体である(N P O法人 南沢シュタイナー子ども園と,(学)自由学園は団体会員)(リンク①).勉強会発足以降も、最高学部の学生や教員が会の一員として、そして卒業した学生も社会人として、地域の方々と一緒に向山緑地の自然環境について学びつつ、保全活動に取り組んでいる(リンク②).
関連リンク
①「向山緑地・立野川勉強」が第32回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受賞(https://www.jiyu.ac.jp/blog/info/79873)
②向山緑地・立野川現流域から始める教育研究
(https://www.jiyu.ac.jp/college/blog/kj/65331)
文・写真:柏木めぐみ(最高学部非常勤講師・環境文化創造センター研究員)
南雲八恵(最高学部非常勤講師)