6月2日
今日からポメラニアン大学での活動が始まりました。温かい歓迎会から始まり、英語の授業や市役所見学、銃のシミュレーション授業など、濃いプログラムを用意していただき、とても刺激的な一日となりました。
自由学園の学生として参加しているという責任感と、この研修の成果は自分たちの行動次第であるという緊張感を抱いた歓迎会でしたが、実際のプログラムの中で自身の現状を痛感させられる瞬間が多々ありました。

英語の授業では普段日本語の授業を履修している学生とチームになり、クイズにチャレンジしました。問題文は日本語かポーランド語のどちらかのみで、チーム内で翻訳し合い回答するという形式でした。緊張と相まって、うまく文章にして伝えられない、ヒントの求め方が分からないなど、自分の英語力が不十分で、もどかしく不甲斐なかったです。特に市役所での見学は聞き取れず、周囲の先生方や案内してくださる学生の普段の配慮を実感すると同時に、今後の学びへの強いモチベーションになりました。

スープスクの街並みは先日まで滞在していたワルシャワの都会感に比べて、とてものどかでレンガ造りのお家やゴシック様式の建築など歩くだけで楽しいです。案内していただいた1901年に建てられた市役所のタペストリーやステンドグラス、高さ56メートルの巨大な時計塔の展望台から一望したスープスクの街は本当に美しかったです。


お昼はポーランドの伝統的なロールキャベツ、ゴウォンプキ / Gołąbkiを学生と一緒にレストランでいただきました。Smaczny!! これから食べるポーランドの料理も楽しみにしています。

午後は銃のシミュレーションの授業を受けました。モデルガンを実際に使い、的を狙いました。この銃のシュミレーションは卒業後に軍隊やレスキュー、戦地の看護に就く学生の実習の一環として使われていると聞きました。今回の研修旅行でポーランドやユダヤ人が歩んできた複雑な歴史に触れてきて、隣国ウクライナで今なお続く侵攻に対して、現地の人々がどれほど切実な危機感と防衛意識を持っているかを実感したように感じます。フェイクではありますが実際に銃を持ち、的に当てる体験をして、これをポーランドの人々は自分ごととして捉えているという事実に日本に住む自分が平和や安全保障の格差をどう捉えるべきか、考え続けなければならないと感じました。国同士が陸で繋がっている国が持つ緊迫感をこの授業で感じ、日本では得られない視点を得ることができたと思います。

言葉の壁にぶつかりつつも、学生たちとゲームや食事、移動の時間を共有し、五感を使ってポーランドの文化と現状を吸収できた一日でした。
プログラムを組み、サポートしてくださったポメラニアン大学と自由学園の先生方、学生の皆さんに感謝します。

















