去る2月11日(土)、自由学園競走部は第65回府中駅伝競走大会［一般の部］に3年連続で出場した。昨年より15チーム多い168チームが参加した中で、14位（総合タイム1時間32分52秒）という好成績をおさめることができた。過去2年間は天候に恵まれなかったが、11日は晴天の中、5区間25.04㎞を1年生2名、2年生1名、OB 2名で襷をつないだ。
府中駅伝競走大会の様子
また、3月18日（日）には2012多摩川リバーサイド駅伝in川崎に初めて参加した。この大会は、3部門約1500チームが出場する日本最大の駅伝大会といわれている。この日も、会場の多摩川べりには多くの人があふれていた。
当初は男女混合チームで参加を予定していたが、直前のメンバー変更があり男子チームとして［ロングの部（5区間26㎞）］にオープン出場することになった。今回は2年生4名とOB 1名が襷をつなぎタイムは1時間51分40秒であった。[ロングの部]には約900チームが出場し、中継所は４つのゾーンに分かれていたが非常に混雑し襷渡しがスムーズに行えない場面もあった。さらに、前日の雨で走路もぬかるみ走りやすいコンディションではなかったが、急遽出場した2名も良く走ってくれたと思う。
多摩川リバーサイド駅伝の5人の走者
（2年梅津主将から）
主将の襷を託され迎えた一年でした。参加準備や段取りで手一杯になり、慌しい1年間でしたが、マネージャーやサポーターの方を始め大きな力添えをいただき、無事予定していた全レースに参加できて胸をなでおろしています。今年は競走部以外の人にも参加してもらうことも多かったのですが、来シーズンも駅伝の雰囲気、走り甲斐をたくさんの人に知ってもらいたいと思います。そして新1年生も加え、良い記録を目指し、部を盛り上げて行きたいと思います。来シーズンも応援よろしくお願いします。
多摩川リバーサイド駅伝で力走する梅津君
この2つの大会をもって今季のシーズンを終えるが、来シーズンも「皆で楽しく走る」ことをモットーに男女、他学年、OBOG、といういろいろなつながりを大切に、襷をつないで行きたい。
文：小田幸子（学部教師）
