2月27日(金)、中央区立佃中学校においてネパールワークキャンプに参加したことのある学部生5名がネパールについての出張授業を行った。対象は中学1・2人生全員で、報告内容は自由学園の紹介から始まり、ネパールでの植林活動の目的と意義、ネパールの簡単な説明、それから実際のワークキャンプの様子や現地で体験したネパールの文化についてクイズを挿みながら行った。最後は国際協力として、私たちにできることはなんだろうかということを中学生に語りかけた。
佃中学校では以前からネパールにバレーボールなどの寄付を行っており、生徒たちがその輸送にかかる費用を募金で集めている。今回、佃中学校の教諭で女子部の旧父母でもある方から依頼があり、このような機会が実現した。
ネパールワークキャンプについて対外的に報告する機会はあまりなく、今回は学部生自身にとっても良い機会であった。この報告による学校同士の繋がりがネパールとの関係をより深く発展させることにつながっていけばよい。
文・写真：神 明久（学部教師）・鈴木雄紀（学部2年）
