最高学部1年生は11月17日に代々木第一体育館で開催された日本体操祭に参加した。日本体操祭では、10月に行われた体操会で最高学部生が発表した全員体操を短くした演技を発表した。演技自体は体操会と変わらないものの、1年生のみで行うことは大きなことだった。いつも練習している場所ではない、初めて立つ場所でリハーサルなしに演技をすることには不安があっただろう。しかしそれ以上に皆、大きな舞台で演技をすることに楽しみを感じていた。演技終了後の皆の顔はとても輝いていた。また、演技をするほか、他のチームの演技も見学し、子どもから大人までの幅広い方々の演技や、新体操・トランポリンの日本代表の演技を見て多くの刺激を受けた。学園以外の場所で体操の演技発表をすることは初めての経験だった。体操をする楽しさを改めて感じられる機会だった。（最高学部1年 手塚莉生 記）
日本体操祭へクラスで参加するようになり10年を迎えた。年毎にデンマーク人指導者による工夫された体操を活き活きと発表し、少数での演技が一人ひとりの緊張感とクラスの協力を生む学びとなっている。また多くの発表を見る中で生涯どのように運動と関わっていくかを考える良い機会にもなっている。今後もこの貴重な経験を続けていきたい。（体操教師 山田恵子 記）
