現在，最高学部校舎の階段の1階から3階にかけて，たくさんの写真が展示されている．これらは夏休みの写真で，毎日，学部生の誰かが撮った写真が，夏休みの日数分の数だけ貼られているのである．
階段に展示された50枚の写真たち
この企画は，「学部生活をより楽しいものにしよう」と小濱慎平ら2年生が中心となって進めているプロジェクト「Enjoy作戦」の一環である．彼らはさまざまな活動を展開しており，以前にホームページで紹介したサッカーワールドカップグループリーグの観戦（サッカーワールドカップを皆で集まって観戦する）もそのひとつである．
今回の写真展は，3年の宮内受之，2年荻野早奈美，二井梓緒，1年の橋本佳香が実行した．夏休み前に，写真撮影を呼び掛けて，誰がいつ写真を取るかを決めて，毎日の写真を用意した．彼らはコンセプトを次のように語った．
学部では，男子部・女子部と違って，夏休み報告書を学年ごとに聞きあうので，他の学年が何をしているのかが分からない．そこで今回写真日記を通して約50名の夏休みを共有してみた．学部生の夏休みを楽しんでいただければ幸いである．
普段は無機質な階段であるが，今は楽しいものになっている．学部にお寄りの際はお楽しみください．
文・写真：遠藤敏喜（学部教師）
