11月10日（火）から12日（木）の3日間、最高学部3年生が公開合同ゼミを行った。
公開合同ゼミとは，3年生が，自らの所属するゼミナールにおける研究の取り組みを他の学生・教師の方へ向けて発表・共有する場であり，4年次の卒業研究報告のための準備と位置づけられている．初日は自然の理解と創造ゼミ，世界と日本の文化ゼミ，人間形成と教育ゼミ，２日目は数理モデルとインターフェイスゼミ，環境と経済・社会ゼミ，3日目はライフスタイルゼミがそれぞれ報告を行った．
（左）教育ゼミと来場者のディスカッション （右）ライフスタイルの報告から
今年は「つなげる」という目標を立て，普段は受け取る事ができないゼミ生以外の学生や教師の方の投げかけから今後の研究に繋がる視点が生まれるよう，そして下級生が来年以降の自らの研究に役立てるように準備を心がけた．実際は，報告会の運営，報告の仕方，レジュメやパワーポイントの作り方など慣れないことが多く，会を終えて多くの失敗や反省があった．これらの経験をしっかりと来年度の卒業研究報告会に活かしていきたい．
毎日行われた振り返りの様子
また，それぞれが自分の研究経過を報告出来たことが，今までの自分達を見つめ直し，お互いを切磋琢磨することに繋がっていくと期待している．この機会を通して，自主性を重んじる大学教育を再認識し，なおかつクラスのつながりを生かしていきたい．
文：松島耕太（学部3年）
写真：花井聖仁（学部3年）
