8月4日
私たちにとって最後の演技発表がありました。体調不良により1名出られない人がいましたが、みな全身全霊で体操をすることができたと思います。発表には、ハンガリーから同級生が応援に来てくれました。演技終了後には、学園と関係のあるデンマークの方々が素晴らしかったと感想を伝えに来てくださいました。夜はFIG Galaを見ました。日本を含む17カ国の発表を観て、会場一体となって最後の夜を楽しむことが出来ました。
宿舎に戻り、皆の感想を聞き合いました。この4ヶ月間、練習が大変でやめたいと思った人も、アムステルダムに来て終わりを惜しむ気持ちになり、皆がこの体操祭に思い入れがあったことが伺えました。ひとりひとりがこの期間で感じたことを素直に伝え合うことができた、素敵な時間であったと思います。
明日で閉会を迎えるこの世界体操祭が、4年後もその後もさらにその先も、たくさんの人々に感動を与えるものであることを願っています。
文・写真：眞鍋 志麻・栗田 ちさと(最高学部学生)
