12月1日(金)から10日(日)まで、学校の近くにあるひばりテラス118にて、これまでに美術の授業などで制作してきた切絵ほか一連の作品の個展を開催しました。
正直なところ、はじめは個展をすることに迷っていました。それは、自分に自信もなく、卒業論文執筆と重なる忙しい時期であり、もしかしたらゼミのメンバーをはじめ周囲に迷惑をかけてしまうのではないかと思っていたからです。しかし、美術の先生をはじめ、先生方や友人の多くの支えがあり、無事に個展を終えることができました。
ワークショップの様子
10日間で、自由学園の学生・生徒をはじめ、多くの父母の方や地域の方も来てくださいました。高等科卒業後、ずっと連絡を取っていなかった女子部時代の先輩や、地方に行ってしまった友達、なかなか会うことができない実家の家族にも会うことができ、個展を通してたくさんの人とまた繋がることができて、とても嬉しかったです。
作品に対するたくさんの声を聞いて、自分の作品を見る目も少し変わって来ました。さらにもっといろいろなことに挑戦したいと思うようになりました。何よりも言われて嬉しかったことは、「絶対に続けた方がいいね」というセリフです。多くの方に言っていただきました。卒業後も1人でもコツコツと続けて、また個展を開催できたらよいなと思っています。
ご来場くださった全ての皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございました。
文：水野華奈（学部4年）
写真：遠藤敏喜（学部教員）
