2018 年4月に発足した環境文化創造センターは、今年度5年目を迎えました。この間「教室からキャンパスへ、さらに地域に拡がる学び」を推進することに力を入れる中で、特に最高学部の学生の研究への支援を行ってきました。今年度はこれまでの積み重ねによっていくつかの成果が上がり、学園のホームページにも多くの報告を掲載することができました。これらの成果には社会的にも意義が認められる内容を含むものがあることから、社会に向けての発信を行うことができたらと考えました。初めての試みなりますが、「足もとから考える環境問題」と題して、今年度の学びから3つを選んで報告を行うオンラインセミナーを開催したいと思います。
【開催概要】
自由学園環境文化創造センター:第1回オンラインセミナー
「足もとから考える環境問題 ~Think Globally,Act Locally~」
世界が直面する緊急の課題として「気候変動」また「生物多様性の保全」の問題があります。自由学園最高学部(大学部)学生は、これらの問題を自分たちの足元から考え、実行へと移す活動を行っています。その中から3つの取組を中心にオンラインセミナーを開催します。是非ご参加ください。
●日時 2023年3月18日(土) 19:30~21:00
※オンライン会議システムzoomを使います
※無料・申込制(Peatixを利用)
zoomリンクは、Peatix申込後に登録メールアドレスに送信されます
●主催 自由学園 環境文化創造センター
●後援 ナマケモノ倶楽部、東久留米市市民環境会議
●協賛 (株)フィールドプロ
●問合せ先 自由学園 環境文化創造センター E-mail:e-center@jiyu.ac.jp
【プログラム】
1.開会、開催趣旨、プログラム紹介
2.発表① 和綿栽培を通してRO農法を学ぶ
(自主研究「RO農法への挑戦」グループ)
温暖化の原因となる大気中のCO₂を土中に貯留することで注目されているリジェネラティブ・オーガ ニック農法(環境再生型農業)を学ぶための和綿栽培の取組み
3.発表② 観測を通じて身近なキャンパスを教育・研究フィールドに
(水文・気象観測室)
キャンパスと付属農場・植林地で実施している水文・気象観測について。機器の保守管理からデータの統計までを学生が担い、全校でのデータ活用を推進しています。
4.発表③ 新しいスクールシンボル 「自由学園の木・花・鳥」の選定
(スクールシンボル選定プロジェクト事務局)
創立100周年を記念するプロジェクトとして、生物多様性の保全と学園に対するアイデンティティの醸成を目的に「自由学園の木・花・鳥」を新たに選定しました。
5.活動に参加した学生からの感想
6.お知らせ、閉会
【関連記事(活動紹介)はこちら】
1)自主研究「RO農法への挑戦」グループ
(2/1)菌根菌オンラインセミナーを開催
(12/24)自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:和綿栽培のお話を伺う・収穫した綿の活用
(12/24)自主研究「RO農法への挑戦」活動報告:専門家を招いて助言をいただく
2)水文・気象観測室
(2/10)南沢で今シーズン初の積雪を記録
(2/14)卒業生の指導を受けて3年目の立野川河道横断測量を行う
(1/26)キャンパスにも大寒波の影響強まる
3)スクールシンボル選定プロジェクト事務局
(2/14)初等部5・6年生に新しいスクールシンボルについて紹介しました
(12/31)3部合同の2学期終業式で新しいスクールシンボルについて共有しました
(11/23)新しいスクールシンボル「自由学園の木・花・鳥」が決定しました