12月３日から８日まで２年課程２年生は卒業研究旅行へ行ってきました。
３日は、早朝東京駅を出発し、伊勢神宮を参拝し、お神楽を奉納しました。
４日は、大神神社、飛鳥資料館、石舞台古墳、飛鳥寺、甘橿の丘をまわり、この日は當麻寺に宿泊させていただきました。當麻寺では絵天井の間というお部屋に泊まらせていただき、おいしくて綺麗な精進料理もいただきました。
５日は、僧侶の方に案内していただいて法隆寺を拝観しました。その後、奈良友の会での昼食会に招いていただき、心のこもったお食事をおいしくいただき、とても楽しく暖かい時間となりました。その後は、薬師寺、秋篠寺などを拝観しました。
６日は、東大寺、興福寺、国宝館へ行きました。その後古梅園で製墨の見学をし、京都へ入り、平等院を拝観しました。東大寺大仏殿では、特別に蓮弁拝観を許可していただきました。
７日は、４つのグループに分かれて、桂離宮、修学院離宮、仙洞御所のいずれかの参観をした後、京都の町を満喫しました。その後、京都友の家の夕食会に招いていただき、うどんすきをいただきました。京都友の家でも、とても心のこもったお料理をいただき、体も心もとても暖かくなりました。
８日は、大徳寺で３つの塔頭を特別参観し、午後に京都駅を出発し、東京に帰ってきました。
旅行に行くまでの準備期間は、ひとりひとりが何らかの係りにつき、卒業勉強を進めながら、本当に忙しく過ごしました。また、旅行中は不健康な人も少しいました。しかし、毎日クラス全員で励ましあい、ともにさまざまな経験をすることができ、充実した６日間でした。お天気にも恵まれ、日本の歴史にふれ、奈良、京都の町を見学し、本当に貴重な体験となりました。友の会、父母会、卒業生の方々、その他にも沢山の方々の協力があってこそ、この旅行が成り立っていることを感じました。この旅行で感じたこと、学んだこと、感謝の気持ちを今後の生活に活かしていきたいと思います。
文：絹谷瑶子・進藤真綾（学部２年）
写真：後藤美紀（学部２年）・小田幸子（学部教師）
