第20回ネパールワークキャンプがいよいよ本格的に始動した。
4月18日、09年度ネパールワークキャンプの第1回目の集まりが開かれた。1990年に始まったネパールワークキャンプは今年で20年目を迎える。
今年はワークの参加希望者が多く、メンバー決定までにも多くの話し合いが行われてきた。集まりの中で学生リーダーは「（メンバー選考の話し合いを通して）この一週間皆ワークキャンプに対していろいろことを考え、中にはまだ考えている人もいると思うが、その中でネパールで何をしたいかという思いが深まったと思う。ワークについて考える機会を与えられたと捉え、そういうことでは例年より一歩進んだ状態でスタートできると思う。」と語った。そして今年度の目標である『自分を見つめ、皆を思いやる』について「自分以外のものをはねつけるのでなく、受け入れて考え自分を発展させていってほしい。思いやりということは人に対してだけでなく、植える木一本一本に対しても思いやりを持ち丁寧に植えていきたい。優しい言葉だけでなく時には厳しい言葉をかけることの出来る思いやりを持って充実したワークにしていきたい」と思いを述べた。
次に、メンバーそれぞれが自己紹介をし、その後、今年度から団長となった神先生や過去20回全てのワークに参加してきた夏井先生のお話を伺った。
7月のワーク本番に向けメンバーたちは約3か月一生懸命準備をして行く。まずは今月25日～26日に黒羽で植林の実習が行われる。
文：鈴木雄紀（学部3年） 写真：小田幸子（学部教師）
