最高学部1年生39人は先生方13人とともに4月28日（火）から4月30日（木）まで修養会のため那須農場に行きました。天気にも恵まれ素晴らしい2泊3日となりました。
初日は、朝学園をバスで出発しました。お昼ごろに農場に着いて昼食をいただき、午後からは農場主任の幼方英次郎先生から農場の歴史についてうかがい、その後、学園長矢野恭弘先生から学園の思想の講義を受けました。雑司ヶ谷短信を用いて、創立者の考えなどを改めて学びました。夜には互いに自己紹介をしました。
2日目は、朝5時から、畑の石出しや牛舎の清掃などに分かれて、1時間30分ほど早朝労働を行いました。その後8時からは、実際に農業をしていらっしゃる方に教えて頂きながら、学園所有の水田に田植えをしました。田植えをするのは初めての人が多く、とても貴重な体験となりました。また昼食時には、現代社会における農家の現状も話していただき、これからの日本の農業問題について深く考えることのできる時間となりました。
2日目の午後は、学部長鈴木春男先生からKJ法を習い、5グループにわかれて、男子部・女子部での学びを学部でどう活かすか、理想の学部生像とは、学部の4年間をどう過ごすか、学部に期待すること、などグループで話し合い仮説をたて、表にまとめました。夜は礼拝後にナイトウォーキングを行い、親睦を深めました。
最終日は、5時から昨日同様の早朝労働を行い、その後、昨日のKJ法の発表を各グループが行い、お互いに聴きあいました。昼食後には農場のアイスをいただき、14時頃に那須農場を出発し、17時過ぎに学園に戻りました。
リーダーとして、皆が楽しんでくれればと思い、準備を進めました。高等科までは男女別々で過ごしてきたので、学部生活に多少の緊張がありましたが、修養会を通して、皆が自由時間やKJ法などで意見を交わしたり、スポーツをしたりして仲良くなっていくのを見て、皆が一つになれたなと嬉しく思います。この修養会で学んだことを忘れずに、4年間皆で頑張っていきたいと思います。
文：植田 駿・大森興太郎・高柳紗登美・八釼和希（学部1年修養会リーダー）
写真：後藤健太（学部1年）・遠藤敏喜（学部教師）
