4月から最高学部2年の4名が係りにつき、手伝いをしてきた小学生友の会が2月27日をもって今年度の会を終えた。会は1学期間に2～3回あり、毎回賛美歌を歌い、羽仁もと子著作集『子ども読本』を皆で読んだ。そのほか昼食作り、クッキー作り、学園への遠足、お小遣い帳付けなどを通して、子どもたちが身の回りのことを自分でできるような内容であった。
最後の会では子供たちの進級式が行なわれ、その後の音楽会では学部生からフルートと弦楽器のカルテットによる演奏があった。音楽会の中では子どもたちが楽器に触れる機会ももたれ、大人も子ども楽しい時間を過ごした。
4月はまだ慣れず緊張していた子どもも、会を重ねるごとに打ち解けていく姿がみられた。学部生も子どもたちの手伝いをする中で、改めて学ぶことが多くあり、互いに成長できた1年間であった。
（左）音楽会 （右）子どもたちから花をいただく
文：土屋りえ（学部2年） 写真：咲花昭嗣（学部教師）
