キャリアガイダンスに社団法人ハタモクのメンバーがやってきてくれました。ハタモクとは、「働くことの目的を持つ」の略で、学生と社会人がお互いにフラットな立ち位置で働くことの意義を語り合うことを活動として行なっている団体です。
今回のキャリアガイダンスでも、学生数と社会人の人数とをほぼ同数そろえて４人組でお互い同じだけの時間をもらって、自分のこれまでの体験やこれからやってみたいこと、働くことの意義などをざっくばらんに語ってもらいました。集まっていただける社会人の方々は非常に多様な働き方をしている人たちです。そんな大人たちと膝を交えて、ちょっと、恥ずかしげに自分の進路や働く目的を熱く語っている学生たちがとても頼もしく思えました。
ハタモクをお迎えしてのキャリアガイダンス
最後に何人か学生が感想を述べた際は、初めて会う社会人に自分の将来について語ることに加えて、さらに同級生にもそれを語り、またそれを聞くという体験への新鮮さを口にしていました。自分もこんな話を話すのは初めてだし、普段から学園生活の苦楽を共にしてきた、言わば仲間から聞くのも初めてのことようで、その恥ずかしさとも相まってより一層の高揚感がコメントから伝わってきました。
ハタモクをお迎えしてのキャリアガイダンス
もっと、当たり前にお互いの将来について、普段から語り合える関係が自然に築けて、そこから一緒に踏み出して行ってもらいたいものだと思うこの頃です。そして、私自身も、まだまだ、話す機会を作って来たようで作ってこれなかった・・・という事にも大いに気づかされました。
ハタモクのみなさま、今回は学園まで来てきただき、そして、貴重な機会を作っていただき有り難うございました。
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文・写真：小堺康弘（キャリア支援室長）
