5月11日から12日にかけて学部生4名と咲花昭嗣先生の計5名で宮城県石巻市十三浜にワカメ発送のお手伝いに行ってきました。
仙台友の会と婦人之友社、それに地元の皆様が例年行っているワカメの発送作業ですが、今年は最高学部にもお声をかけていただき、今回の東北行きとなりました。
ワカメの発送と一口に言ってもその内容は想像以上に大変で、大量のワカメを一つ一つ箱に分けて梱包する作業はどれだけ人がいても足りないくらいです。大小合わせて最終的に積み上がった段ボールを見ると、大きな達成感とともに「この活動はこれからも続けなくてはいけない」と強く思いました。
実際の作業は、わかめ・茎わかめ・昆布の小袋詰めとシーラーでの密封（総数約5,000袋）を行い、それを各地友の会向けに15㎏箱×240個と5㎏箱×100個、婦人之友読者向け小口の発送を200個というものでした。一箱15kgのワカメの移動やトラックへの積み込みなど、私たち若い力が活躍できるところがたくさんあり、来年以降もこの時期の活動が継続されれば良いと思います。
夜は、追分温泉で学園も大変お世話になっている佐藤さんご一家も交えて、交流会を持ちました。私が男子部のころに行っていた十三浜も4年ぶりに訪れ、少しづつではありますが復興が進んでいることを実感させられました。今後、最高学部として、また私個人としてもどういった活動ができるのかを考えていきたいと思います。
文：小林未来野（3年）
写真：咲花昭嗣（学部教員）
