去る６月11日（月）の昼食で、最高学部ランドスケープ委員会がまとめた、学部キャンパスの整備に関する「基本構想」のプレゼンテーションを行なった。報告では、委員から計画全体のスケジュール、学部キャンパスを５つのエリアに分け、それぞれの基本構想を発表した。
基本構想の概要は以下の通り。
１ 学部棟南側裏庭
・食堂からの景観を確保し、かつ機能的なスペースを整えた中庭的雰囲気を演出する。
２ 学部棟玄関周辺
・学部棟のフォーマルな玄関として設え、誰が来ても玄関だと感じられる場所とする。
３ 学部棟北側広場
・自由学園のシンメトリーな建物配置を受け継いだ、憩いの場とする。
・学部キャンパスへの不明確なアプローチを明確にする。
４ ロッカー室周辺
・ロッカー室としての機能性を優先しつつ、「たまり場」としての空間を演出する。
５実習棟及び講堂周辺
・記念講堂へのアプローチを明確にし、講堂、実習棟、学部棟を視覚的に結びつける講堂前広場とする。
発表後、様々な方からのご意見、ご提案を頂いている。現在は「基本設計」の段階へと進み、急ピッチで作業を進めている。この基本設計は、基本構想を基に、実際に絵を書いていく作業で、各自が、そのエリアの課題を解決するためにアイディアを出し合っている。夏休み中に基本設計をまとめ、夏休み明けの９月に再びプレゼンテーションを行なう予定である。
（左）昼食でのプレゼンテーション（右）報告する学生
学部キャンパスエリア図
計画スケジュール
文・写真：吉川 慎平（学部３年）
