自由学園創立に先立ち、羽仁もと子、吉一が創刊した月刊誌『婦人之友』の愛読者の集まり、「全国友の会」の2016年度全国大会の一日目が、緑の美しいこの時期に、自由学園で開かれました。会場は記念講堂で、全国各地・海外の友の会からの代表等々851名の方が出席され、大会が開かれました。
学園では、全校生徒・学生が事前のお掃除や準備等に携わり、友の会の皆様をお迎えしました。
昼食は、女子部、男子部(中等科・高等科)では、日頃の勉強を生かした生徒手作りのお食事を召し上がっていただきました。(最高学部は、お食後が学生手づくり)。
会のプログラムの中で、自由学園学園長の高橋和也が学園の目指す教育、送り出したい人材についてお話し、また午後からは自由学園の教育報告の時間を頂いて、生徒・学生が報告をしました。
・女子部 毎日の食事作りの学びについて
・男子部 熊本地震のあと現地に行って支援活動をしてきたこと
・最高学部 昨年のネパール地震後も変わらず活動した、ネパールワークキャンプの様子について
5月とは思えぬ大変暑い一日となり、友の会の皆様は大変でいらしたかと思いますが、 昼食後や終了後に、学園のキャンパスなどもご覧頂くことができました。
自由学園が日頃より友の会の皆様に大変お世話になっていることを改めて感謝し、また、創立者を同じくする団体として、これからもご一緒に協力して社会に働きかけて行けますようにと願う一日となりました。