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「水」にかかわるつながり
立野川とのつながり
 自由学園がある東京都東久留米市は豊富な湧水に恵まれており、その湧水を集めて流れる小さな川「立野川」は自由学園のキャンパスの中を流れています。
 この小川が、田園の中で清流だった時代にはブユが多く発生し、当時の生徒たちは「ブユの研究」に取り組みました。その研究は先駆的であり、学会誌『衛生動物』に発表され現在も引用されています。やがて急速な都市化の影響を受けて水質汚濁や湧水の涸渇が始まると「川の水質の研究」へと発展し、1966年にはその研究を主題とした教育映画『水清きふるさとを-私たちの郷土調査』が(株)東映によって制作され、文部省選定映画となりました。近年、環境保全に取り組むさまざまな活動の中で、貴重な資料として取り上げられるようになり、上映の回数が増えています。また、井戸の水位調査による東久留米市内の地下水の研究は、市の環境施策立案の基礎資料となっています。

蛇尾川(さびがわ)とのつながり
 栃木県那須塩原市にある自由学園那須農場は、蛇尾川という普段は水無し川で大雨が降ると氾濫する川に隣接しています。名前が示すこの暴れ川は洪水のたびに周囲の土地を侵食し、農場もその脅威にさらされていました。
 1941年から農場の開墾に当たった男子部生徒はこの川の治水に取り組み、長年にわたる地道な取り組みは県を動かして、農場に面する2.5kmの築堤につながりました。
 また河川工学へと研究を進めた当時の生徒によって、多くの論文が発表されています。

新しい「治水」の学び
 1960年代に始まった東京西部地域における人口増と都市化による環境変化、また近年、局地的豪雨が増えたことなどにより、校内を流れる小河川である立野川も、大雨が降ると自由学園内の土地が低い大芝生やテニスコートなどでたびたび氾濫を起こすようになりました。一方、那須農場の脇に作られた蛇尾川の堤防も、50年余を経て侵食が進みました。そこで、この2つの川、荒川水系立野川と那珂川水系蛇尾川の「治水」の問題を全学的な学びとすべく検討をして、2009年に「治水自主研究グループ」が発足、学生・生徒が地域の人々や行政との連携をもって取り組んでいます。

立野川
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蛇尾川
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