今年度はコロナウイルス感染症の影響で活動を中止していたが、9月から本格的に再開することが出来た。
月3〜4回程度集まり、近藤なをみさん(I家族)のデザインによるクリスマスツリーのオブジェを制作した。簡単な作業もあれば少し技術を要する作業もあり、其々自分が出来る事やりたい事に取り組んできた。皆んなソーシャルディスタンスを守りつつも、協力し楽しくお喋りしながらの作業。至福の時間である。
[作業の手順]
1.カッターで紙を切る。定規と紙が動かないように押さえて半分に切る。時々真っ直ぐ切れず、老化を感じた人もいたようだ。
2.切った紙を竹ヒゴに巻いて細い紙の棒を作る。同じ太さの竹ヒゴを使っているのに細い棒が出来たり太くなってしまったり・・指先に力を込め集中しての棒作り。
3.和紙で花を作る。和紙を大小2つの大きさにちぎる。間にワイヤーを挟み花びらを作り、5枚セットにして1本の花を作る。花びらのアバウトな感じに不安を覚えつつも出来た時の喜びは大きい。
4.紙の棒を円錐形の原型に貼り付ける。貼り付けてみると太い棒や細い棒があることで凹凸が出来、ツリーに個性が加味された感がある。
5.絵の具で色を塗る。皆んなで心を込めて作ってきたツリーも出来上がりに近づいてきた。
12月のみんなの日には、完成した大小5つのクリスマスツリーを舞台上に飾り、華やいだ雰囲気を演出する事が出来た。 (千葉千恵子)