全国友の会と自由学園が共催し、福島、栃木在住の親子をお迎えするサマースクールが、今年(2015年)も8月3日(月)から8日(土)まで自由学園で開かれています。
放射線の影響を心配せず、子どもたちが戸外で思いきり遊べるようにと、原発事故のあった福島周辺の子どもたちとその保護者をお迎えするサマースクールは、今年で4年目となりました。
今年は、1歳から11歳までのこどもたち58人と大人32人と、昨年よりも多くの方が参加され、学園の寮に宿泊しています。
中には発足以来、毎年楽しみに参加されている方もいらっしゃり、1年ぶりの再会を互いに楽しみにしています。

田中周子さんによるワークショップ お話を聞いた後、何種類か用意されているものの中から、自分の好きな材料を選んで、それぞれ好きなものを作りました。
学園の中等科以上の生徒・学生で、ボランティアとして自主的にこの活動に参加している人は約80人。毎日40人から60人が、子どもたちが安全に遊べるように見守ったり、さまざまなプログラムの手伝いをしたり、寮での生活のために力を出しています。生徒たちも、子どもたちとの交流を毎年楽しみにしています。
食事つくりは、友の会の方々、学園卒業生の方も学園職員と共にしてくださるなど、多くの方の力によって、サマースクールでの交流ができることを感謝したいと思います。

近くの落合川で川遊び

近くの湧き水の流れる川