自由学園「ネパールワークキャンプ」が第31回東京キワニスクラブ青少年教育賞最優秀賞を受賞/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

自由学園「ネパールワークキャンプ」が第31回東京キワニスクラブ青少年教育賞最優秀賞を受賞/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

自由学園「ネパールワークキャンプ」が第31回東京キワニスクラブ青少年教育賞最優秀賞を受賞

2015年8月27日

自由学園では26年間にわたり「共に森を作る」植林活動を通じ、ネパールの人々との生活・交流をつづけてまいりました。
このたびそのことが評価され、第31回東京キワニスクラブ青少年教育賞最優秀賞を受賞いたしました。

学生が体操の授業をする

学生が体操の授業をする  (2015年7月)

■自由学園最高学部(大学部)ネパールワークキャンプ
自由学園の植林の歴史は学園創立30周年の1950年、埼玉県名栗村(現飯能市)で男子部高等科のために開かれた植林地での活動にさかのぼります。その後栃木県黒羽町(現大田原市)、最高学部のために三重県海山町(現紀北町)に植林地が開かれています。現在も男子部高等科2年の生徒は、全員が植林地での泊りがけの生活を体験しています。
ネパールワークキャンプは、植林活動をさらに発展させたかたちで、単なる植林・育林活動に留まらず、ネパールの人々のために、その環境のために、本当に役に立つ働きとは何なのかを考え始まりました。「日本人が来て、ただ木を植えていった」ということではなく、ネパールの子どもたちや村人に「日本人と共に森作りをした」と感じてほしい―そのような願いから、自由学園最高学部(大学部)は26年間、ネパールにおける植林活動を営んできました。

■東京キワニスクラブ青少年教育賞とは
青少年の健全な育成に努めた個人または団体を表彰する賞(関東甲信越の範囲内)です。
詳しくは東京キワニスクラブのWEBサイトをご覧ください。

■表彰式
日時:2015年9月5日(土)13時30分より
会場:ドイツ文化会館OAGホール(地下鉄 青山1丁目下車5分)
http://www.japankiwanis.or.jp/tokyo/news/150812.html

※ネパールでは、植林活動と共に、ネパールの人々との相互理解と協働、現地の小中学校での交流(科学の実験・美術・体操の指導)、植林活動の意味を子どもたちに伝えていく啓蒙活動などをしています。
なお、自由学園ネパールワークキャンプは外部からの援助を一切受けておらず、学生の参加費と自由学園の資金によって実施しています。

■今夏のネパールワークキャンプの活動(2015年7月)
日程:7月11日に日本を出発、12日~30日まで現地で活動しました。
参加人数:学生17名 教師3名
主な活動
カトマンズ近郊バネパという町の付近で以下の活動を実施しました。
・2つの植林地で木の苗や薬草の植え付けを9日間 FUG(forest user group)の人たちと活動する。
・4つの小中学校で授業を7日間
・エリアスタディー、生活調査
・現地でニーズを確認し、自由学園として集めた募金を文具や学習設備整備費等として直接寄贈

大地震後に関わる情報など
地震発生直後の映像では、到底活動することは無理だと考えられましたが、現地からの詳細な情報により、被害には地域差があり、活動地域の被害は比較的小さかったことが確認されました。そこで、5月末、活動の実施を正式に決定。実際現地に行ってみると、町の生活は今までと変わらず、現地は平静でした。逆に、本当に誰も来ないと思っていた中、変わらずに今年も着てくれたことへの感謝と喜びが現地の村や学校関係者から述べられました。今までの関係性があってこそ、他とは違う形の支援が行えたと思います。

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