昨日、東村山市富士見町にある南台町会の方々へ向けた防災勉強会を開催してきた。昨年に引き続き2回目の勉強会となった。
今回は、事前の打ち合わせの中で、地域の災害リスクと備えへ焦点を当てて欲しいというお申し出があったことから、南台町会の”自然素因”や”社会素因”を取り上げながら、参加された方々にとって身近な内容になるように構成した。
また、今回は新しい試みとして、防災用品を扱う企業に協力を仰ぎ、勉強会のプログラムの中へ取り扱っている商品の説明を挟み、併せて展示も行ってもらった。(この日は、”地震火災”の発生リスクをお話しし、それに関連して(株)リンテック21の感震ブレーカーを取り上げさせていただいた。)
途中の休憩時間では、多くの皆さまが展示スペースに足を運ばれた。このように、お話のテーマとそれに関連するものが、同じ場所で確認できるという試みは、個人の具体的な行動を引き出すという点で効果があったように思う。
その後の質疑応答の時間は、終了時間を約1時間ほどオーバーすることとなり、こういった会では珍しく活発な議論が交わされた。発言された皆さまが、”我が事”として地域の課題をお話しされていた様子に嬉しく思った。
次回は11月に開催されるとのこと。また良い準備をして臨みたいと思う。
危機管理本部 蓑田圭二
