本校が、2017年に三菱地所レジデンス(株)や(一社)復興応援団などとの協働で開発した「そなえるドリル」は、杏林大学総合政策学部を新たなパートナーとして迎え、次の発展の方向性として”多言語化”を目指すことになった。そのキックオフの集まりが、9月20日(金)に杏林大学井の頭キャンパス内で開催された。
当日は、杏林大学の学生の他、地域の防災組織の方々なども参加し、実際に「そなえるドリル」を使った防災学習会を行った後、千葉県津田沼での総合防災訓練の様子をうかがいながらの情報共有、そして多言語化へ向けた意見交換などを行った。
単に多言語化といっても、国内の外国人の方々を対象にするのか、あるいは国外での利用を想定するのか、その取る方向性によって考えなければならないポイントは様々に異なる。
今回、杏林大学の他、カナディアンスクールに通う高校生も制作スタッフへと手を挙げて参加してくれた。それぞれの立場から知恵を出し合って、「そなえるドリル」が言語の壁を越えた教材として歩みだしてくれることを期待している。
危機管理本部 蓑田圭二
