11月28日（土）、東村山市社会福祉協議会が主催する市内ボランティアグループの懇談会で講演を行った。今年の1月25日にも同じグループの方々へ向けた講演を行っていたが、それを受けて2回目の機会となった。コロナ禍、25名が会場に足を運んで下さり、今回はオンラインでも10名が参加され、防災への関心の高さを感じると共に、再度お声かけいただいたことにも感謝であった。
事前に、地震・豪雨といった自然現象に焦点を当て、それに起因して予想される市内での災害発生の様子、またそれへの備え方について話して欲しいというリクエストをいただいていたことから、約100分間の時間の中でできる限りの情報をお伝えした。会場には、障害を持ちの方や外国籍の方も足を運ばれおり、資料の解説の際には、そういった方々への支援という視点も盛り込みながらお話しできたのも何よりだった。
話は変わるが、これも社会福祉協議会との協働で、年明け1月9日から「防災力アップ講座」と題した取り組みがスタートする。2月13日までの計6回毎週土曜に開講し、災害発生時に市内で活動する市民ボランティアの底辺拡大を狙いとして実施される。併せてこの講座には、市内の各自主防災組織や避難所運営連絡会のネットワーク作りにもつなげたいという思いもある。ここまでの準備段階では、市役所と社会福祉協議会が連携するなど、画期的な（？）現象も起こり、是非多くの方々にご参加いただきたいと思っている。
今後も引き続き皆さまのご期待に沿えるよう、それぞれに良い準備をして臨みたい。
危機管理本部 蓑田圭二
