東久留米市学園町は、自由学園明日館(豊島区西池袋)から現在のキャンパスに移転するにあたり、創立者の羽仁吉一・もと子夫妻が土地を約10万坪購入して3万坪をキャンパスに充て、大正14年より周辺の7万坪を住宅地として分譲することにより開発された町です。
『東京人』2019年9月号の特集「私鉄がつくったまち」の記事の中で、当時多摩地域で生まれた学園都市のひとつとして「南沢学園町」について言及されていますのでお伝えします。
掲載された羽仁吉一・もと子夫妻の写真は、自由学園資料室が提供しました。
『東京人』都市出版株式会社発行
2019年9月号 特集「私鉄がつくったまち」
「―政治家、財界人、文化人― 開発されたまちに転居した人びと」
文:竹内正浩
P71~76