「税についての作文」で、自由学園女子部生徒が多摩武蔵納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞/お知らせ - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

「税についての作文」で、自由学園女子部生徒が多摩武蔵納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞/お知らせ - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

お知らせ

「税についての作文」で、自由学園女子部生徒が多摩武蔵納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞

2020年1月24日

全国納税貯蓄組合連合会と国税庁が主催する中学生「税についての作文」において、学園の地元東久留米市内8中学校から803編の応募があり、12人が受賞しました。その一人として女子部中等科1年生真家有里奈さんの作文が選ばれ、多摩武蔵納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞しました。
作品のタイトルは「税で貧困を少なくしよう」です。


東久留米市役所にて行われた表彰式の様子と部門ごとの受賞者の一覧が東久留米市のホームページに掲載されていますので、ご覧ください。

■東久留米市ホームページ
http://www.city.higashikurume.lg.jp/shisei/koho/news/1012723/1014484.html

■受賞作品(全文)
私立自由学園女子部中等科 真家 有里奈
「税で貧困を少なくしよう」

私の学校では選挙があります。その選挙では学校の委員長、副委員長、寮長をみんなが投票して決めます。初めて選挙に参加した時、
「こんなに選挙っておもしろいんだ。」
と心からそう思いました。私は、学校の選挙ではなく大人の選挙も見たくなりました。
7月に参院選があったので母と一緒にチラシやポスター、演説や政見放送を見たりしました。すると、消費税について色々な政党が公約を出していました。それぞれの党の公約は増税、凍結、廃止の三つの意見にわかれていました。
廃止としたらその税金はどう使われるのか?どうやって財源を確保するのか?学校の友達とも議論しました。これまで消費税は、3%、5%、8%と上がってきて、何故まだ足りないのかとても気になりました。
日本は、世界有数の経済大国でありながらも貧困の子供が7人に1人の確率で存在します。お金持ちな人もいるのに何故貧困な人が多いのでしょう。貧困が多いのは、その人が努力していないからではないと、本で読んだことがあります。その本は、椅子取りゲームに例えてそれを分かりやすく説明していました。椅子の数が決まっていて、座れないのはその人の努力が足りないからではなく、その仕組みを変えていかなければならないというものでした。消費税を増税してもそれは、解決出来ないと私は考えます。消費税を増税すると支払う金額が高くなり、食べ物を買えなくなり、もっと貧困になってしまうことが予想されるからです。
もっとお金があれば、貧困にならずにすむし、ゆたかに暮らせるのになあと思っていたら、母がMMTという理論を調べてごらんと教えてくれました。アメリカのケルトン教授という方が提唱した理論だそうです。先日、日本に来てニュースで取り上げられているのを観ました。MMTというのは、現代貨幣理論というものの略だそうで、日本のように自国で通貨を発行している国は、今のようなデフレの時には、お金を印刷して配り、どんどん流通させると良いというような内容でした。その後はダムのようにお金の流通を調整するのです。調整は、法人税・所得税・贅沢税の税でも出来ます。私には、まだ少し難しい内容でしたが、何だかモヤモヤを解決出来る魔法のような印象を受けました。また、今回の選挙では、10代の投票率は31%だったとニュースで見ました。日本の政治は高齢者が動かしているのです。私は今回の参院選から知ったことをきっかけにこれからは、もっと政治に目を向けて考えていきたいと思うようになりました。
これから生きていく社会がより良いものになるように、どう税金を徴収し、どこにどう使えばよいか、どうしたら貧困をなくしていけるかを考えながら生活していきたいです。

(横書きでお伝えするにあたり、原文では漢数字を用いている箇所の一部をアラビア数字に変更しています。)

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