10月20日(水)、恒例の東久留米市市民大学(市教育部生涯学習課主催)にて今年も自由学園の教員が講師を務めました。毎年14回前後の講座のうち10月の講座の1つを自由学園の教師が担当し講演を行っています。
今回の講演は、『教室からキャンパスへ、さらに地域に拡がる環境の学び』と題し、環境文化創造センター次長の鈴木康平が行いました。
講演の主な内容は次の通りです。
1)自由学園が1930年代に目白から東久留米(当時は府下北多摩郡久留米村)に移転してから今日までの自由学園の地域と関わる活動の歴史
2)創立100周年の学校改革の中でサステナブルスクールを目指すという方針のもとに環境文化創造センターが設立された経緯について
3)自由学園の環境文化に関わる一貫教育の3つの特長(4歳から22歳までの一貫教育、カリキュラムとキャンパスとコミュニティの3つのCでの展開、3領域9分野に分けて各分野を推進)について
4)9分野の各分野ついての自由学園における取組みの紹介
以上の4つをお話しました。
出席者の30名は、14回の講義を通して受講しておられる大変意欲的な方々で、受講しておられる皆さんに敬意を表すと同時に、このような学びをされておられる方こそが、これから地域を盛んにしていって下さる方であると感じました。
今年はコロナ禍のため、東久留米市の生涯学習センターを会場として開催されました。
また例年のように自由学園を会場に開催され、参加者の皆様に学園のキャンパスをご覧いただける日が来ることを願っています。
文・写真:鈴木康平(環境文化創造センター次長)