この展覧会は、児童・生徒・学生・教職員・卒業生など学園に関わる方々が、思い思いに綴った“手紙”をテーマとしたアート作品を通じて、見る人の心にあたたかな対話を届けることを目的としています。展示されたのは、絵や言葉、写真や立体など、多様な表現で綴られた約100点。送り手と受け手を想像しながら歩く会場は、まるで静かな「手紙の森」のようでした。


「会ったことのない人にも、気持ちは伝わる気がした」「言葉だけじゃない“手紙”のかたちに気づけた」など、来場者からも多くの感想が寄せられました。会場には、作品に応えるようなコメントを残す姿も見られ、展示をきっかけに新たなやりとりが生まれていました。

自由学園では、今後も「感じ、考え、伝える」学びを大切に、日々の暮らしや教育を通して表現の力を育んでまいります。

