フィンランドの生徒たちは、2週間の滞在を終えて無事に帰国しました。
お別れ会で、詩を披露してくれました。
夏は両手を広げて私たちを迎えてくれた
暑さだけでなく、これからさまよう、新鮮で見慣れぬ道と共に
満員電車は予期していた
けれどそれ以上に思いもしないものが待っていた ―静かな優しさと、あたたかな笑顔だ
教室の中で
私たちは言いたい言葉を見つけられなかった
けれど友達を見つけた
私たちは何かをし損なったり、笑ったり、真剣に耳を傾けた
そして(どうしてそうできたのかは分からない)、一員になれた
私たちは冒険を求めていた
けれどここで見つけたのは、単なる冒険ではない、人との繋がりだった
今、私たちには、写真に残る以上のものが残っている
私たちはここにいる人々の温かさを持ち帰ることができる
全く違う人生の生き方、その静かな強さを持ち帰ることができる
そして一つのシンプルな真実、
私たちはただのゲストとしてここに来たはずだった
今、私たちは一生忘れることのない物語の一部として、ここを去る
だから、ありがとう
全てのモイ(こんにちは!)に
一つ一つの優しさと
一つ一つの思い出に・・・

二週間支えてくださった、ホストファミリーの皆様に心より感謝申し上げます。夏休みには、こちらから4名がフィンランドに訪問し、今回来ていた2名の家にもホームステイをする予定です。