21年度協力会総会/自由学園協力会からのご案内・活動 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

21年度協力会総会/自由学園協力会からのご案内・活動 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

自由学園協力会からのご案内・活動

21年度協力会総会

2009年6月22日

梅雨入りして間もない曇り空の6月13日(土)、記念講堂にて協力会総会が開催された。はじめに矢野恭弘学園長による礼拝が行われ、讃美歌第463番を歌う。続いて事務局の赤木博子さんより協力会の会計について、また石橋克己事務長より自由学園の財政状況について報告があった。
 次に本年4月より理事長に就任した市岡揚一郎氏が所信を表明。まず現在の自由学園や学校を取り巻く状況について、楽観はしないが悲観もしていないと強調された。また、理事長の仕事は経営基盤をしっかりさせると共に、自由学園の理念というものを教職員と共有し、具体的な形で実現していく。すなわち教育と理念は表裏一体の関係にあると述べられた。さらに幾つかの例を挙げて、自由学園のいわゆるコンテンツについては十分に自信があるにもかかわらず、社会に対してPR不足であったのは否めない。今後は協力会の支援を得つつ、財政基盤を整え教育力を高め、教職員と心を合わせてやっていきたいとの趣旨であった。
続いて、矢野学園長より学事報告として、昨年行われた「食の学び一貫教育発表会」や「美術工芸展」を通して、自由学園の伝統を感じる教育が行われたこと。地域に対して開かれた学校となる活動が盛んになってきたこと。建築から43年がたった図書館の改修工事が始まったこと。今後90周年、100周年を見据えた教育に力を入れていきたいというお話があった。
 そして、田島邦彦協力会会長より挨拶があった。冒頭に会員に対して、主に寄付を通じた学園への支援について謝意を表した。次に課題として会員の増加を取り上げ、特に20歳代から40歳代の会員を如何に増やすかが肝要であり、そのため若い人にターゲットを絞った協力会パンフレットを作成したこと、また協力会主催による複数のイベントを企画し、今秋以降に順次開催する予定であると述べられた。
 その後、ボランティアグループの阪井正輝リーダー、イベントグループの井上匡リーダー、広報グループの入谷伸夫リーダー、会費・会員増グループの堀内俵介リーダーより、今年度の活動についてプロジェクターを使用しながら報告があった。
 最後に生徒たちによる弦楽合奏、レスピーギ作曲「リュートのための古代舞曲とアリア」等が演奏された。総会出席者は239名。総会終了後は学部食堂に場所を移し、恒例となったお茶の会が和やかに行われた 
 尚、総会の詳細につきましては、7月発行予定の『協力会たより』に掲載する予定です。

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