今週の1冊「6カ国転校生ナージャの発見」/図書館 お知らせ・近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

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今週の1冊「6カ国転校生ナージャの発見」

2022年12月5日

2022年12月5日
『6カ国転校生ナージャの発見』
キリーロバ・ナージャ著 集英社インターナショナル
ソ連(当時)に生まれ、数学者の父と物理学者の母の転勤で世界6カ国(ソ連、日本、イギリス、フランス、アメリカ、カナダ)の地元校で教育を受けた著者ナージャが、それぞれの国での体験&発見を紹介しています。それぞれの国での体験を切り口に、「当たり前」「ふつう」「常識」を問い直しています。
6つの国4つの言葉で学ぶとどうなるのでしょうか?
机の並べ方、筆記用具、テスト、ランチ…世界の教室はこんなに違っていました!
例えば筆記用具。鉛筆を使っているのは日本を含めた4か国で、ペンを使っているのは2か国。
「ペンを使ったら間違えた時にどうするの?」そう考えるのは日本での経験が根底になるからです。それが「よく書くための道具」なのか「よく考えるための道具」なのかは、実は書く道具がそのプロセスを決めるのです。どちらかが正解なわけではなく、ツールを変えればアウトプットも変わります。それがどう変わって、そこから書いている子どもに何が学べるかが一番大事かもしれません。
正解はなく、違いがあるだけ。
「ふつう」がひっくり返り、世界の見え方が変わる1冊です。

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