自由学園所在地である東久留米市をはじめ小平市、清瀬市、東村山市、西東京市の地域情報誌「ほのぼのマイタウン」の特集「60年前は戦場だった 街の戦場遺跡を巡る」にて、学園構内の図書館横にある慰霊碑のことが紹介された。
「地には平和を」と刻まれたこの慰霊碑は、戦時中に武蔵野製作所での空襲で亡くなられた当時高等科3年だった川田文子さんと、疎開先の広島で原爆にあって亡くなられた吉岡豊さんを慰霊するために、クラスメイトの女子部23回生の方々が2000年に建立されたもので、碑文は同じ女子部23回生である記録映画作家の羽田澄子さんが書かれている。

慰霊碑
特集記事では、慰霊碑のことをはじめ、川田さんのことや戦時下の武蔵野の様子が詳細に紹介されている。
(学部教師 遠藤敏喜)