1月1日 新年礼拝に集う/近況 - 一貫教育の【自由学園】/ 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上

1月1日 新年礼拝に集う/近況 - 幼稚園・小学校・中学・高校・大学部・45歳以上【一貫教育の自由学園】

近況

1月1日 新年礼拝に集う

2014年1月1日

2014年1月1日(水)おだやかで清々しい新年の朝10時、自由学園記念講堂において新年礼拝が行われました。
ステージ正面には創立者 羽仁吉一先生の筆による「日新日々新又日新」の書が、それに並んで西山英雄画伯の「桜島」の絵が飾られた 会場に、学園在校生、教職員をはじめ、父母、卒業生など多くの友が集いました。

女子部教師 稲原よし子先生の司会により礼拝は進められ、矢野学園長は新年を迎えての思いを話されました。
その後、自由学園卒業後アメリカの大学へ進学、現在自動車・エンジンの開発企画を手がけるMAHLE社のフィリピン工場の取締役をされている、男子部55回生大橋直輝さんからお話を伺いました。

讃美歌 411番 285番
聖 書 エフェソの信徒の信徒への手紙 5・1-2
コリントの信徒への手紙Ⅱ 5・17

矢野恭弘学園長は創立者の言葉「よいことは必ずできる」をひかれ、「神の大家族の一員として神様に喜ばれる生き方をし、神によって与えられた命、もてる力をよい生き方のために捧げ、新しい生き方をする人になろう」と話され、創立者羽仁もと子著作集「子供読本」から「笑う門には福きたる」を引用され、今年の目標は「神によって新しくされ、笑顔で励む」とお話になりました。

大橋さんはアメリカのNotre Dame de Namur Universityで学ばれ、2005年からMAHRE社のドイツ本社で経理部門に従事したのち、現在の職務につかれました。海外での豊富な経験から、「海外へ飛び出そう、それも若いうちに」と題し、どんな環境にも対応できる力をつけること、異なった価値観を容認することなど実体験から話され、「未来は自分で創るもの」自由学園での学びの中で、知恵と知識の両輪を備え、経験を重ねていくことの大切さをお話くださいました。刻々と変化が加速するこれからの現代社会において、自由学園の役割は物ではなく、自由学園での経験を通じて精神や心持ちの輸出が重要になってくると結ばれました。

最後に校歌「かかげよ旗を」を歌い、海外と自由学園の深い絆を新たにしたひとときとなりました。

矢野学園長のお話

矢野学園長のお話

会場の書画

会場の書画

卒業生のお話

卒業生のお話

著作集を朗読する初等部児童

著作集を朗読する初等部児童

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