2015年1月1日(木)快晴の中、午前10時より自由学園記念講堂で新年礼拝が行われました。
ステージには、西山英雄画伯の「桜島」の絵と、創立者羽仁吉一先生の書(出エジプト記の聖句を学園創立10周年に書かれたもの)が飾られ、会場には、在校生、教職員、父母、卒業生など多くの方が集まりました。
男子部教師、内田裕之先生の司会で礼拝が始まりました。
讃美歌411番
聖書 出エジプト記13章21、22節
ガラテヤの信徒への手紙5章13、14節
矢野恭弘学園長は、二つの自由、Let it go 「ありのままの自由」とLet it be 「本来の自由」について話し、新しい年を迎え、キリストの愛に生きる新たな決心を語りました。その後、初等部の5年男子が、子供読本の「力は出るもの 出せるもの」を朗読しました。
讃美歌 294番
恒例の卒業生のお話は、今年は女子部81回生の大皿恭子さんをお迎えしてお話をしていただきました。
韓国の方と結婚され、3年前に韓国に移住する決意をされたこと。日本と韓国の文化の違いに戸惑いながらも、教会を通じて知り合われた方やお母様にも助けられ、だんだんに韓国にとけ込んで行かれた様子を話されました。昨年ソウル友の会を設立された事や、「トモダちんぐ」という日韓の未来を担う多文化人の育成を目的にしたグループの活動を通して、使命という事を考え、自由学園で学んだ
事が自分の土台となっていて、感謝しているというお話でした。
最後に校歌「かかげよ旗を」を全員で歌い、散会いたしました。

礼拝後に皆さまと新年のあいさつを交わす 矢野恭弘学園長

元旦の女子部大芝生

自由学園正門の門松