
新年礼拝に約150名の方々が集う
新年あけましておめでとうございます。
自由学園では、清々しい元日の朝10時より、在校生やご家族の皆さま、卒業生、教職員など学園関係者が集い、新年礼拝がひらかれました。
記念講堂のステージ正面には西山英雄画伯の「桜島」の画と、羽仁先生の直筆の掛け軸「春風が吹くたびに 春雨がふるたびに さまざまな草の芽が うれしそうに伸びて行く」(『子供読本』の『求むるものには与えらる』の一節)が掛けられています。
礼拝 矢野恭弘学園長
讃美歌 411番 448番
聖書 詩編96編1,2節 マタイによる福音書7章7,8節
矢野学園長より、テニスンの詩とミセス羽仁の「勇気百倍」の言葉の紹介があり、新年への希望に満ちたお話がありました。
初等部の6年生2人が、羽仁もと子著作集『子供読本』の中から『求むるものには与えらる』を朗読しました。

矢野恭弘学園長による礼拝

初等部6年生が『子供読本』を朗読

山北道智氏のお話
今年の新年礼拝には、男子部65回生の山北道智氏がいらして下さり、 卒業後、外資系の会社に勤務する傍ら、世界各地(南米が多い)で行われるア ドベンチャーレースへチーム出場を続けている様子を スライドを用いて話してくださいました。
大会での準優勝経験もあり、今後NHK BSでの放送も予定されているとのこと。過酷なレースの中で自由学園での経験や学びが大きく生か されていると 語られました。
最後に 校歌 「かかげよ旗を」をご参加の皆さまで歌い、新年礼拝を終わりました。
(司会は最高学部教師 小田幸子)