歌うリバティ、満を持してのオペラッタ!
場所は東久留米市立けやき児童館
「むかしアヒルは 体が大きくて 海を渡れば 魚も食べたよ」の歌い出しで親しまれる『気のいいあひる』は、ボヘミア民謡。
昔、体の大きかったアヒルが急流の川で溺れ死ぬのを恐れ、川辺で暮らしていたら、体が小柄に退化し、飛べないアヒルになってしまった。気のいいアヒルは人間に捕まり、豚小屋で暮らすようになった…。
ストーリー形式で描写されている楽曲である。
アヒルに仮装した歌うリバティ有志10人が、タンバリンやカスタネットなどの楽器を奏でながら歌い踊る。
観客は児童館に遊びに来ていた10組以上の親子。アヒルが回ると児童も真似して回り、手を叩くと手拍子をし、そのうちに楽しくなってきて走り回る子らの姿も。
大須賀ひでき氏のギターの音色も心地よく、15分のステージはあっという間であった。
最後は、会場みんなで「翼をください」の大合唱。
学園の外に踏み出す「はたらき隊歌うリバティの活動に目が離せない。(和田美恵子)