少し落ち着いてきたコロナ感染源はオミクロン株に変わり、再び感染者数が増えてきた。午前中の「教養講座」は、広い会場(記念講堂)で皆が一方方向を向いて聴く講座形式であることから十分注意しながら実施したが、午後に予定していた「家族ミーティング」は対面の懇談形式であるため中止とした。
朝の礼拝は賛美歌に続き「忘れられない人々」:2期生の島崎文雄さん
島崎さんは、映画「生きる」の主人公が忘れられない人と話し、主人公が余命宣告を受けたのちに、近くの公園づくりに本気で取り組み、実行したその姿から、前向きに物事にとり組む生き方の大切さを感じさせてもらったという話を紹介した。
1月の教養講座は、木村秀雄先生
「アマゾニア先住民の生活と文化―熱帯雨林破壊の只中で」
私たちがアマゾンと呼んでいるのは、実は川の名称で、その地域の正式名称は、「アマゾニア」という。アマゾニアは、鉄を含んだカチカチの土壌で森林は長い時間をかけて出来た。農場適地は、7%しかない。アマゾン川は、高低差が2kmの間で2cmしかないのに流れているのは、雨量が多く水量が多いから。その高低差がない所に電力のためのダムを建設しようとするので、森林が浸水し、破壊が進んでいる。回復不能な土地になってしまっている。この森林破壊のお話は、12月の教養講座 速水 亨先生(速水林業代表)のお話に通じるものがあった。
遠く離れた土地であるため、自分たちの問題として実感しにくいことではあるが、このお話で、自分にできることを探して実行してゆきたいと感じる時間だった。
(石川)