2月24日(土) 「午後の集い」の落語会、大いに笑いました/近況 - 自由学園 リビングアカデミー(45歳以上の方々の学校)

2月24日(土) 「午後の集い」の落語会、大いに笑いました/近況 - 45歳以上の方々の学校【自由学園 リビングアカデミー】

近況

2月24日(土) 「午後の集い」の落語会、大いに笑いました

2018年2月26日

月1回の「みんなの日」の後半、午後の集いは、協力委員会(リビングアカデミー学生の自治組織)も企画します。今回は、学生へのアンケートで希望が多かった落語会を開催することになりました。会場は、昨年11月に完成したばかりの「自由学園みらいかん」。子どもたちがアフタースクール等で“自然に良い時間を過ごせるように”と設計された、とても気持ちの良い建物です。材木は、自由学園の学生・生徒たちが何代にもわたって、林業実習の中で育てたものです。新しい木の香が、すがすがしく漂っていました。

机を組み合わた即席の高座で演じてくれたのは、三遊亭朝橘(ちょうきつ)師匠。「五代目円楽一門会」に属し、筑波大学の卒業とか。昨年真打ちに昇進したばかり、新進気鋭の落語家です。枕が振られると、のっけから会場は笑いに包まれ大盛り上がり。やがて前半メインの落語が始まりました。演目は「試し酒」。大酒呑みの使用人が果たして五升の酒を飲めるかどうか、主人たちが賭けをして見守るという噺です。酒を呑みながら大法螺を吹いたり都々逸を歌ったりする口調やしぐさに、みんなで手を叩き、腹の底から笑ってしまいました。

中入りをはさんで、次の落語は「阿武松(おうのまつ)」。大飯喰らいのため最初の親方から破門されてしまい、死のうかと思っているところを相撲好きの旅籠の旦那に助けられ、新しい親方のもとで出世をしていくという人情噺です。笑いの中にもシンミリとした情感を漂わせ、さすが真打ち! 芸域の広さを聞かせてくれました。

最後は質問コーナーです。どうして噺家になったの? 若い人が噺家になると言ったら何てアドバイスする? 羽織の紋は何? 江戸落語と上方落語の違いは? 色々な質問に笑いを交えながら、きわめて率直な回答をしてくれました。その中でもあちこちに、落語を巡る文化や歴史への造詣がうかがえ、リビングアカデミーらしい実り豊かな時間でした。そして、健康には笑いが一番。笑顔で帰って行く学生たちの後ろ姿は、来た時よりも元気になった感じがしました。

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