2月17日（土）
2018年度防災教育チャレンジプラン
この取り組みは、全国の地域や学校で取り組まれつつある防災教育の場の拡大や、質の向上に役立つ共通の資産をつくることを目的に、内閣府や防災科学技術研究所などが主催し、新しいチャレンジをサポートするものである。今回、防災面で本校が行っている、三菱地所レジデンス（株）との協働について取り上げ応募したところ、40近い応募団体の中から採用された16団体の一つに本校が選ばれた。
そして先週の17日（土）には、2017年度実践団体の発表会（表彰式）と併せて、次年度の決定団体によるポスターセッションが行われた。セッションは、団体を2つに分けて30分づつの交代で説明を聞き合うかたちであったが、本校のパネルの前からは人が途切れることが無く、結局60分間丸々説明をさせていただくかたちとなった。この日は、三菱地所レジデンス（株）の担当者にもお手伝いいただき、質問者へも丁寧に対応できたのは何よりだった。学校と企業の協働は珍しく、皆さん興味津々で質問をして下さった。
この活動は、ここから一年間をかけて成果をまとめてゆくことになる。本校と三菱地所レジデンス（株）の双方にとって、実りあるものとなるようにしたいと思う。
2月20日（火）
最高学部防災学習会
今年度危機管理本部は、最高学部との新しい試みとして、一年生へ向けた防災学習会を学期ごとに実施してきた。今日はその3回目で、三菱地所レジデンス（株）の防災倶楽部の方々をお招きし、「そなえるカルタ」を使った勉強会を開催した。この「そなえるカルタ」は、被災地の実際を知るための防災学習教材として、三菱地所レジデンス（株）が、主には自社のマンション居住者へ向けた防災活動で使用しているものであるが、今回はそれを学生に用いて学ばせてもらった（防災教育チャレンジプランでは、これを高等科の生徒に向けて実施し、学習を通した行動変容を調べることにしている）。
災害時に発生する問題をテーマとして学生は取り組み、現在の自分の振り返りから始めて、最後には全体で意見を共有するところまで行った。学び合いの中から生まれた気づきが、今後、個人の具体的な防災行動へと発展してゆくこと期待したい。
危機管理本部 蓑田圭二