11月19日(木)、東村山市教育委員会主催の市民講座で講師を務めた。今年の2月に男女共同参画推進講座を担当した際に声をかけていただいたのがきっかけだった。コロナ禍、中止の可能性もあったが、約25名の参加者とご一緒に、無事に開催できたことは何よりであった。
今回の講座は、12月3日(木)までの各木曜日に行われる3回連続講座となっている。いつもの講座では、2時間の持ち時間でいろいろなトピックスを扱う必要があり、どうしても概論感・ざっくり感が否めない悩みを持っていたところ、この度3回計6時間の機会をいただけたことで、私自身も知見を深めながら準備を進めることができた。
昨日の初日は、「相手を知ることから備えは始まる」をキーメッセージとして、南海トラフ地震や首都直下地震、近年の水害傾向を詳しくお伝えした。地域防災に関わる中で感じることは、災害リスクが漠然としたイメージで捉えられがちであるということである。この講座では、地域の実情に沿うかたちで災害を知っていただくことで、より具体的な行動意欲の喚起に繋がることを期待している。
来週は、「地域の実情から災害リスクを知ろう」をテーマにして、地震や豪雨から受ける被害を、我が事化・我が地域事化いていただこうと思っている。引き続き良い準備をして臨みたい。
危機管理本部 蓑田圭二

