2022年10月27日から29日にかけて、長野県松本市の松本商工会館で開催された日本地下水学会2022年秋季講演会で、環境文化創造センターの吉川が研究グループを代表し、15分間の口頭発表を行いました。発表題目は「荒川水系入間川上流域・埼玉県飯能市周辺の湧水・河川水の広域多地点調査」です。
同学会では最高学部4年生による発表も行いました。詳しくはこちら
現在、環境文化創造センターでは、埼玉県飯能市の自由学園名栗植林地や新名栗フィールドを核ととした「飯能・名栗フィールド」の新しい活用に向けた各種取り組みを推進しています。その一つとして、地域連携に基づく生徒・学生・教職員による各種のフィールド研究を推進し、そうした成果を、オリジナルの副教材(テキスト)の形に落とし込み、学内外の様々な場面で利活用していくことを検討しています。
そのパイロットモデルとして、既にいくつかの調査・研究プロジェクトが進行していますが、水環境分野については2021年9月から飯能市と隣接する横瀬町周辺の湧水・河川について集中的にその水質的特徴についての調査を実施しています。今回はそうした成果の中から、湧水を中心に速報として取りまとめました。
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(11/1)フィールドサイエンスゼミの4年生が日本地下水学会秋季講演会で口頭発表をしました
文・写真:吉川 慎平(環境文化創造センター長・最高学部教員)