9月1日(月)の朝日新聞・愛知・岐阜・三重の各県版に、最高学部教授・環境文化創造センター長の吉川慎平のインタビュー記事が掲載されました。
2025年6月に土木学会の第45回土木史研究発表会で「熊野街道 紀伊長島・尾鷲間における煉瓦隧道群の建設経緯と残存状況」と題して吉川らが口頭発表した内容について取り上げられました。自由学園海山植林地が位置する三重県南部の紀北町や尾鷲市を含む東紀州地域は、険しい地形と厳しい気象条件に阻まれ「陸の孤島」ともいわれて来ましたが、明治後期から大正前期にかけて進められた道路整備が地域の発展に大きく貢献しました。現在もこうした時代に建設された煉瓦積みのトンネル遺構が複数残存しており、その実態について調査した結果と土木遺産としての価値について論じました。
■ 朝日新聞
掲載日:2025年9月1日(月)朝刊 21面 @東海
紙面記事のタイトル:
三重版「隧道開通 険しい地形に苦労 明治期に計画 最新技術使い最短距離で」
岐阜版「東紀州 隧道群の歴史知る 明治期計画 複雑地形での建設に先人の苦労」
愛知版「旧熊野街道の隧道群ひもとく 複雑地形、建設に苦労 土木史の視点で調査」



■ 朝日新聞デジタル
デジタル版の朝日新聞でも記事をお読みいただけます。
記事タイトル:『「陸の孤島」つなぐ旧熊野街道トンネル群、土木史から見る苦闘の歴史』
記事URL:https://www.asahi.com/articles/AST910FB9T91ONFB009M.html

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